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多磨霊園は、大正12年(1923年)4月に開設されました。日本で初めての公園墓地で、もともとは「多磨墓地」という名称でした。昭和10年(1935年)に「多磨霊園」と名称が改められました。
現在の広さは約128万㎡(約39万坪)となり都営8霊園のなかで最も広い面積を有しています。
また、墓域面積の割合を敷地全体の50%以下に抑え、豊かな緑地を確保した霊園です。
多磨霊園には多くの著名人が眠っています。
多磨霊園が著名人の方に選ばれるようになったのは
東郷平八郎元帥海軍大将が多磨霊園の名誉霊域に埋葬されたからのようです。
皆さんは「掃苔」(そうたい)という言葉はご存知でしょうか?
「掃苔」とは「墓石の苔を掃き清める意」とされ、お墓参りのことです。
最近では、歴史上の人物や著名人のお墓を巡る人を「墓参り」と引っかけて「墓マイラー」などと呼ばれていますが、
実は「墓マイラー」と同じく「掃苔」は江戸っ子文化の高尚な趣味の一つとされていたようです。
本来、「掃苔」は代々の先祖供養のために墓参りをすることをいいますが、かつて江戸時代には、自分の好きな先人の遺徳を偲び、その墓を詣でる文人趣味(掃苔趣味)が、粋と酔狂と風流を喜ぶ江戸っ子にもてはやされたそうです。
但し、著名人のお墓もプライベートな空間であることには変わりありません。
良識のあるマナーを心掛け「掃苔」しましょう。