1958年(昭和33年)のこの日、東京・芝公園に東京タワーが完成し、完工式が行われた。
高さ333m(海抜高351m)でフランス・パリのエッフェル塔の312mより21m高く、当時世界一の高さの建造物となった。東京タワーの正式名称は日本電波塔で、東京のシンボル・観光名所となっている。自立式鉄塔としては、2012年(平成24年)5月に完成した東京スカイツリーに抜かれるまで日本一の高さであった。
総工費約30億円、1年半と延べ219,335人の人員を要して完成した。地上125m(海抜約150m)と223.55m(海抜約250m)に展望台を有したトラス構造の電波塔である。昼間障害標識として、頂点より黄赤色(インターナショナルオレンジ)と白色を交互に配した塗装となっている。
合計約4,000トンの鋼材が使用されたが、その中でも特別展望台から上の部分に使用されている鉄材の原料には朝鮮戦争後にスクラップされたアメリカ軍の戦車が使われている。これは当時の日本では良質の鋼材に恵まれず、またアメリカにとっても旧式戦車を売却して新型戦車を製造した方がメリットが大きかったためである。
二宮霊園にも見晴らしの良い場所がございますので、是非、ご見学お待ち致しております。
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