髙尾山薬王院 境内内補修工事
こがねや石材の保立です。
昨日は久しぶりの冬ばれの中、髙尾山薬王院境内にある玉垣と敷石の補修工事を行いました。12月に入り登山客の方々がだいぶ減ったようですので工事開始です。
関東を直撃し、各地に大きな被害をもたらした台風24号。まだ記憶に新しいかと思いますが、髙尾山も例外ではありませんでした。薬王院御本社の裏手にある玉垣にも大きな爪痕を残しました。境内にある大きな木が折れ、下にある玉垣をなぎ倒してしまったのです。一部の玉垣は下の参道まで転がり落ちてしまいました。
今回は折れてしまった玉垣のカサ部分を新調し、全体を補修し据え直しを行いました。発注した石のサイズが若干違ったりのアクシデントがありましたが、そこは職人の腕の見せ所、石をうまく加工し据え付けを行います。
最後は参道の敷石補修です。お正月には多くの参拝客のが薬王院お参りに来るため、躓かないよう今のうちに補修しました。
お山の上はだいぶ冷え込みますが、まだ紅葉は残っています。
また、昨日のように空気の澄んだ日はお山から江の島や相模湾がきれいに見えます。