漢字編問題6答え→B多生 「多生」は仏教の言葉で、この世に何度も生まれ変わることをいいます。「袖振り合うも多生の縁」とは、人の縁は深い因縁によるものなので、すれ違いざまに袖が触れ合っただけのような出会いであっても大切にしなければならないという教えに由来しています。なお、「他生」も現在は間違いではないとされていますが、「多生」が本来の字です。
語彙編問題36の答え→B毛沢東 毛沢東は1957年に行なった演説で、間違った組織は少数の間違った人物が中心となっている、だからその人たちを孤立させて、他の者に正しい教育をすれば、彼らを「反面教師」と判断し、組織は発展する、と説きました。「反面教師」は、もともと中国で俗語的に使われていた言葉ですが、毛沢東によって一般化し、日本にも1960年代に伝わったとされています。Cは「はんめんきょうし」ではなく「さんめんきょう(三面鏡)ほしい」でした(笑)。
※第1章 間違えやすい漢字
◽問題6もっと知ろう!カタカナの部分の正しい漢字は何でしょうか?A〜Cから選んでください。
1 万が一でもここで失敗すれば一カンの終わりだ。
A貫 B完 C巻
※第1章 面白い由来や語源をもつ言葉
◽問題37 「飲み放題」の「放題」は何に由来する言葉でしょうか?
A和歌 B仏教の経典 C塩むすびに・・・
お答えは、次回お楽しみにお待ちくださいませ。